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ジャケット加熱釜

製品の質が安定し、管理の手間が省ける

従来型スチーム・トラップは、ドレンの排出が間歇的なのでジャケット内の蒸気圧が絶えず変動して熱の伝わり方にむらがあります。また、トラップの作動性能も個体間に差があるので、釜毎の煮上がり具合もまちまちで、かつ、ストール現象※が起こりやすく、ドレンがジャケット内に滞留し、釜の上層部で焦げ付きが発生するので、全部の釜を絶えず巡監して加熱管理する必要があり、また出来上がった製品の質も一定ではありません。
スチーム・Zは個体間の性能差もほとんどないので、すべての釜が、同じような煮上がり状態で手許の一釜の状態を観察・管理するだけでよく、製品もすべての釜が均一化します。

煮上がり状態の観察ポイントや作業手順もマニュアル化し、経験や勘に頼らずに、一人で管理できる釜数も増えて、想定外の省力化を達成した実績もあります。
※ストール現象とは?
トラップの入口側と出口側の圧力差がなくなりドレンの排出が困難になる現象です。
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