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スチーム・Z


“スチーム・Z”はスチームトラップを超えた世界最良の蒸気凝縮水排出システムです

■現在世界の蒸気使用設備に利用されている、すべての形式のスチーム・トラップに代替可能です。
~スチームトラップを“スチーム・Z”に交換するだけで、省エネ・省資源になり、蒸気や二酸化炭素を大幅に削減
■交換に必要な費用は長くても3年、平均すると2年以内で回収できます
~設備の熱伝導性も高まり、温度も安定するので、生産性も大きく向上
 
■スチームトラップの重要な機能は3点!

①蒸気を漏らさない

②蒸気送気管や蒸気使用設備で発生したドレン及び空気などの不凝縮ガスを速やか、かつ、自動的に排出

③可動部位が無く、ほぼ故障が無いので交換不要
 

“スチーム・Z”はすべての点を兼ね備え、かつ、スチームトラップを超えています。

スチーム・Zの特徴

 ”スチーム・Zの最大の特徴は究極的にシンプルな構造です。”

 

 スチーム・Zの要部は、単に常時開放された円い孔(オリフィス)があるだけで、その孔を開閉するための動きのある仕掛けは一切ありません。
 オリフィスの数は、基本的に一個ですが、使用条件により複数のオリフィスを直列に重ねて組み 込んだり、1枚の

円板に複数のオリフィスを並列に配置した構造もあります。
 また、入口から出口までのドレンの流路がほぼ直線的で曲折が無く、途中に流れを邪魔する障害物が無い事も大き

な特徴です。

 スチーム・Zのオリフィスは口径φ0.5㎜以上φ10㎜以下です。

 蒸気送気管のような発生するドレン量が非常に少ない場合はφ0.5㎜でも大き過ぎます。
 1個のオリフィスで処理をしようとすると、φ0.5㎜以下のオリフィスになり詰まり易くなるので、φ0.5㎜を維持し

ながら少ないドレン量に対応する方法を考えました

 ラビリンス効果を利用してφ0.5㎜のオリフィスを直列に多段配置する方法です。

例えば4段直列配置するとφ0.2㎜に匹敵する絞り効果が有ります。一方オリフィス径がφ10㎜以上になるとドレンの

蒸気に対するシール効果が弱くなるので、 φ10㎜の孔1ヶで処理しきれない多量のドレンに対応する為φ10㎜以下の

孔を1枚のプレート に複数個、並列に開けた「LOTUS・Z」を開発しました。

 

孔があっても蒸気はもれにくい!

 孔(オリフィス)を通過するドレン及び蒸気の流量は、オリフィス前後の圧力により決まり、化学工学上の流量計算式も確立されています。圧力0.1Mpa・Gのドレン及び蒸気がオリフィスから大気中に放出された場合ですと、ドレン100㎏/hの排出能力のオリフィスに、蒸気だけが流れた場合の流量は3.7㎏/hでドレン流量の僅か3.7%です。オリフィスの入口側の圧力を0.1MPa・G以上に上げない限り、これ以上の蒸気を流す事は、現実的に不可能なのです。換言すれば、排出能力が100㎏/hのスチーム・Zの場合はドレン負荷がゼロになり、蒸気だけが流れたとしても僅か3.7㎏/h、3.7%にすぎません。
 ディスク型トラップはドレン排出が終わり、
漏れだした蒸気の力を借りて弁体を閉める仕組なので、新品でも排出ドレン量の10%の蒸気が漏れています。スチーム・Zは孔が開放しているので、ドレン負荷が減ったら蒸気が大量に漏れるのでは?と思われがちです。
蒸気は比容積が大きく、大気中では白く濛々とした状態になり、また常識的には、孔が在れば蒸気は漏れるという観念が一般的なので、孔を塞ぐ仕組が全く無いスチーム・Zの構造も漏れ思考を加速させ、更にフラッシュ蒸気Q&A参照)、蒸気が漏れていると視覚上錯覚させる大きな要因にもなっています。即ち重量的には極僅かでも、観念的、視覚的には大量の蒸気が漏れていると錯覚しているに過ぎません。現実を客観的に数字で捉えてみれば前述の通りで、スチーム・Zは蒸気を漏らさないという観点からも、ドレンの負荷変動に対し、最も良く対応できる究極の蒸気凝縮水排出システムです。

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